【真作】【WISH】小田切訓「くさり橋夜景」油彩 15号 大作 ◆美しい水都の街・ブダペストの夜景・大名画 　　〇現代油彩画巨匠 #24042136

(1943-2021) 北海道生まれ、明治大学を卒業、風土会会員・日展会友・示現会委員、1990年 示現会安田火災美術財団奨励賞受賞、画集出版、全国有名百貨店にて個展多数開催、洗練されたシャープな描線と独特の透明感ある色彩が特徴、独自のリアリティを持った表現力は独特の色彩をうみ、樹木の色彩には「小田切グリーン」の愛称がつくほど

小田切訓は日本の画家で、北海道出身という背景から日本の自然や風土に深い親しみを感じており、それが彼の作品にも色濃く反映されています。明治大学卒業後、風土会会員や日展会友、示現会委員として活動し、1990年には示現会安田火災美術財団奨励賞を受賞しています。彼の画集は出版され、全国の有名百貨店で多数の個展を開催していることから、その芸術への貢献と認知度の高さがうかがえます。

小田切訓作、「くさり橋夜景」油彩 15号
この絵は、ヨーロッパの風情あふれる美しい夜景を表現した小田切訓の作品です。ブダペストの象徴であるセーチェーニ鎖橋とその周辺の風景が描かれており、ドナウ川に映る都市の光が幻想的な雰囲気を醸し出しています。橋の堂々とした姿と、川の上を行き交う船、背後にそびえる歴史的な建築物は、ブダペストの夜を色鮮やかに、そして動的に捉えています。

小田切訓の独特な色彩感覚が光るこの作品では、「小田切グリーン」と称される彼の代名詞とも言える緑色が、生き生きとした自然の一部として巧みに取り入れられています。画家のシャープな描線は、ブダペストの古い魂と現代的な躍動を同時に表現し、独特の透明感ある色彩がそれを一層際立たせています。彼の技術と感性が織り成すリアリティは、都市の美しさを一枚のキャンバスに落とし込み、鑑賞者をその場へと誘います。

この絵は、日本の画家によるヨーロッパの風景の解釈という点でも興味深く、小田切訓の作品群の中でも特に印象的な一枚です。彼の芸術への深い洞察と、ブダペストという都市の魅力が融合したこの作品は、見る者に文化や時代を超えた美の体験を提供します。入手困難な15号大型サイズ、画伯のブダペスト風景の名画です。