SIZE
ONE SIZE : 着丈 : 71cm , 身幅 : 55cm, 肩幅 : 47cm, 袖丈 : 62cm

FABRIC : COTTON

COLOR : FADED BLACK (フェードブラック）


最早アンティークといっても過言ではない、幻級の襤褸ジャケット！約20年代~30年代の物と思われる、フレンチブラックモールスキンパッチワークチョアジャケットが入荷して参りました。

フランス物らしい、通称 MOLESKIN=モールスキン（モグラの毛皮)と呼ばれるタフなコットン素材を採用。当時、アメリカではデニムがワークウェアとして主流の素材となっていたのですが、フランスではこのモールスキンが主に使用されていました。

表面にベロアのようなツヤ感があり、20~30年代のモールスキンは、非常に滑らかで柔らかいのが特徴です。こちらはブラックが退色してライトなグレーカラーになった独特の雰囲気です。

ネック部分が深く、首回りに沿うように取り付けられた丸襟もこの当時ならではのディテールで、ボタンは恐らく交換されていますが、古いボーンやウッド製の様々な物になっています。

当時のフランスの有名な老舗メーカーである、TSF社製の、黒地に黄色刺繍タイプのブランドネームが内側に付きます。

襟部分が特徴的ですが、後ろ下がりの肩部分や、立体的なアーム部分など、古い個体特有の、体のラインに沿ったパターンワークが美しい出来栄え。

日本では襤褸（ボロ)と表現される様な、何度も補修を繰り返し、自然と成ったパッチワーク部分の雰囲気は、正に唯一無二の魅力。

状態はご覧の通り、フェード感やリペア、オイル汚れ、若干穴や解れやスレなど、様々なダメージや汚れがございますが、比較的丁寧にお直しされており、左側のポケットは外されておりますが、まだまだ現役での着用も問題ないレベルで、その独特な雰囲気を楽しむのに最適なヴィンテージコンディションです。

ワークジャケットというと野暮ったいイメージがありますが、こちらはシルエットやディテール含めスタイリッシュかつエレガントにも着こなせる素晴らしい逸品です。

20~30年代当時のブラックモールスキンジャケットは非常に評価が高く、日本市場でもほとんど見かけない為、大変高値で取引される様な激レアな逸品！尚且つ日本人にも人気の高いM~L相当のサイズ感の個体は中々出て来ません！（大体170~180CM前後の方にオススメ。）