『05年 Bacchus wood line ALD-4 No.12993 定価¥136,500 PUグレードアップ交換　元PU付　バッカス　ディバイザー』でございます。

アンプに繋がず弾いても野太い音で鳴り、後述の修理後はヘッド〜ネック〜ボディーまで弦の振動が行き渡るのを感じる様になりました。

今まで所有したベースの中で最もウェイトバランスが良く、ストラップ無しの座位でもヘッド落ちのストレスを感じさせません。

・前の持ち主（←後述説明あり）によると、オリジナルのPUから→ Fender Custom Shop '60s Jazz Bass Pickup Setへ交換したとのこと。

確認する為にPUの裏側を覗きましたが、fenderの刻印やシール等は見当たりませんでした。オリジナルのPUは保管してあります（画像参照）。

・長野のディバイザーさんの工房で「ネック加熱修正」「フレット擦り合わせ」「ネックビス穴修復」が施されています。新宿にあった新星堂さんのベースフロア経由で私が修理を依頼しました（伝票あり、画像参照）。

・トーンノブを引き上げるとPU並列から→直列になるターボスイッチ仕様です。

・ネックはマット塗装ですが、塗装が極薄く施されており、グロスとマットの中間の様な艶・感触です。

・キズや汚れが散見されます。醜いと感じる程ではないと思います。

・オリジナルのギグバッグが付きますが、底がほつれたのでアロンアルファで強引に固着させました。まだまだ使えます。
　

★54,800円からで如何でしょうか？

★楽器輸送用の四角い箱に入れて、クロネコヤマトの宅急便「着払い」でお出しします。

荷姿は180-200サイズ必至ですから、北海道や九州・沖縄ですと5千円位は覚悟が要ると推察します。

★駅で待ち合わせての手渡し、お車でお越しの引き取り、大歓迎です。

最寄駅は、東京 中央線 or 丸の内線の「荻窪駅」です。

所在地は、東京 杉並区は清水の「沓掛小学校」至近です。



［以下は経緯の説明］興味がない方はスルーなさって下さい。


10数年前に私がヤフオクで落札し2〜3年弾いた後、ここに出品してX氏に落札されました。

数年後、ヤフオクでまったく同じのが即決出品されていたのを見かけ、もう一度弾いてみたくなり落札したところ、ヤフオクID・住所・氏名から前に私のを落札したX氏の出品と判明。つまり偶然の「出戻り」となった訳てす。

X氏は入手後、PUをFender Custom Shop '60s Jazz Bass Pickup Setに交換して愛でていたそうですが、本家カスタムショップ製の'60sジャズべを買ったため、このバッカスは不要になったとのことでした。

この個体はネックエンドにレンチを挿入するスペースがあるのでネックを外す必要は無いのですが、年に数回緩みを気にしてビスをきつく締めていたら空回りする様になったとのこと。

またX氏は極太のラウンドワウンドセットを使うそうで、弾かないときは全弦2F分下げてケースにしまうも、ついにトラスロッドの可動域が残り僅かになったとのこと。

そこで当時新宿三丁目にあった新星堂さんのベースフロアに持ち込み相談。これは製造元のディバイザーさんにやってもらいましょうとなり、伝票に記載された内容の修理が施されて、とても良く響く個体に復活して戻って来ました。

その後は末の娘が愛器として3年ほど弾き続けていたのですが、この春就職して名古屋に引っ越す際「私はもっと安いのでいいから。」と、これは置いて出て行きました。

私は既に音楽活動を止めて久しいので、この逸品は宝の持ち腐れと判断。

どなたか良い個体をお探しの方に引き取って頂けたら幸いです。


-以上です-





（2024年 5月 6日 9時 48分 追加）
この個体の重さは、ジャスト４キロでした。