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縦35cm 横40cm マチ幅 約15cm
室内で試着した程度の極美品 保存袋つき


2012年に世界50個限定で生産されたリミテッド品。

ラルフローレンお得意のアメリカ南西部のネイティブ柄をモチーフにしたバッグで、RRLなども含めたラルフローレン全体の中でも唯一無二の完成度を誇っている逸品。

こちらのバッグに使われているニット生地のブランケットは、現地の人から実際に買い取ったもので、生地自体は50年ほど前の物だそうで、それ故に50個ほどしか生産できなかったというスペシャルなアイテム。

生地はペルシャ絨毯のようにアンティーク感を帯びて気品に満ちており、それを取り囲むレザーはラルフローレンの最高峰、Ricky Bag で一番人気のキャメルブラウンカラーが使われており、ラグジュアリーな雰囲気が凄まじい一級品です。

今は服飾全般が斜陽で、綿や羊毛などの原材料の高騰、輸送費や人件費などに莫大なコストがかかるようになり、その上で最上級の素材は中国などに買い負けるようになったため、どのブランドも真の意味での贅沢な服を作れなくなりました。
なので、やはりこれほどまでに手の込んだ、古き良き時代の名残のようなアイテムを所有することには一定の価値があると感じます。

また、そういった時代背景などを無視したとしても、これほどまでに存在感のあるネイティブ系アイテムというのは、ラルフローレンより外のブランドを含めた全体を俯瞰して見てもまず見つかりません。

染めや糸、服もブランドも興味がない人間が見ても一目で本物だと分かる凄まじい雰囲気を持っており、名ばかりのラグジュアリーブランドとは一線を画す完成度で Ralph Lauren のモノづくりに対する真摯な姿勢を感じる逸品です。


ちなみに発売当時は30万円弱で、ラルフのどの革製品よりも高価でした。
今のブランド方針で値付けするならまず間違いなく60万円は下らないかと思われますが、買おうと思えば買える革とは違い、二度と手に入らないアンティーク物のインディアンの工芸品ですから、価値としては100万円でも足りないくらいかと。

状態につきましては、普段から手入れを行っておりましたので、この手のアイテムにしては珍しく、虫食いもなく、レザーの状態は上々です。
2次流通品は手入れをしない方が圧倒的多数で、革が硬くなっている物ばかりなので、このコンディションは稀有かと。

何にしても世界に50個しか存在せず、既に10年以上の歳月が流れているため、今後は二度と流れてこないでしょうし、これ以前も一度も出回っていないはずです。
この機会に是非よろしくお願いします。