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- 拍卖号: n1111768209
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★内容: 美の本質を見極める人・白洲正子の世界を探る。骨董のある暮らし、かくれ里の旅、出会った人々、人生アルバムなど豊富な内容で紹介。白洲を慕う著名人のエッセイも併載する。
・道草の人生
・日々の愉しみ・仕事場・大切な一冊・推古の音
第1章 骨董のある暮らし
◇骨董を語る
・生まれてはじめて買ったやきもの
・数奇者をめぐる骨董
・人が見たら蛙になるヨ
・最近買った茶碗
・志野はこれ一つだけで充分だと思うようになった
・盃の景色
・信楽
・無心美
・天啓赤絵茶碗
・楓の漆絵鉢
・富士山図扇面絵
・絞り 十字文
・骨董との付合い
◇鶴川の家
◇花と遊ぶ
・初秋の花
・秋草を活ける
・花を活ける
◎跡なき方へ ― 白洲正子訪問記 /高橋睦郎
第2章 韋駄天お正のアルバム
◎白洲さんの生きる力 /青柳恵介
・韋駄天夫人
・白洲次郎のこと
◎白洲正子の周辺 /白洲実
◎忘れ得ぬ人びと交遊録から /森孝一
◇匠の友たち
・安土孝/美しい本を創る人
・福森土楽/料理上手な陶人
・加藤静允/古の磁器をやく小児科医
・古澤万千子/風吹くままのような染め物
・菅原匠/伊豆大島で染める藍
・友枝喜久夫/心よりいでくる能
◎能の文体 /渡辺保
◎織の啓示 /田島隆夫
◎この徳利が、あなたです /仲畑貴志
第3章 道草の旅 ―― 『かくれ里』をめぐって
◇インタビュー;石に惹かれて近江へ 聞き手・青柳恵介
◇「かくれ里」を行く 近江・石の旅
◇旅のガイド
白洲正子年譜
著作目録 ほか
★白洲正子は1910年(明治43年)、東京生まれ。祖父は樺山資紀(海軍大将、伯爵)、母方の祖父に川村純義(海軍大将、伯爵)。姉に近藤泰子、夫は白洲次郎。学習院女子部初等科を経て渡米し、1928年にハートリッジ・スクール卒業。聖心語学校(現・聖心インターナショナルスクール)中退。幼少期より梅若流の能の舞台にあがり、能に造詣が深く、青山二郎や小林秀雄の薫陶を受け骨董を愛し、日本の美についての随筆を多く著す。梅原龍三郎や、晩年は護立の孫で元首相の細川護熙、河合隼雄や多田富雄等との交友もあった。また名人といわれた能楽師・友枝喜久夫の仕舞の会を自宅で開き、演芸研究者渡辺保も参加していた。1964年、随筆『能面』で読売文学賞、1973年に随筆『かくれ里』で同文学賞。1998年死去(享年88)。1980年代から古典美に興味を持つ女性たちを中心にカリスマ的存在となり多くの著作が刊行され、没後も高い人気が続いている。
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