【ランセ】 アヴァンルジュール オーデパルファム スプレータイプ 100ml


1795年にフランスに誕生した香水ブランド「ランセ」。
もともと1600年代からつづく貴族用の香り付き手袋の工房で、それを香水店に変えたものです。1902年にイタリアのミラノに移転して、いまも拠点はミラノです。正式には「ランセ・1795」という名前で、歴史を強調しておりますがクローズして久しく、実質的には2000年代にスタートしたものです。

こちらは、そんなランセのフレグランス・ラインから、2012年に発売されたレディス香水です。
「レ・エトワール」というコレクションの中の一品で、ほかにも「ジャスミン・デュ・マラバール」や「プレ・ドゥ・トワ」などいろいろラインナップされております。どれもマイナーでレアなので、お求めはお早めに。
ネーミングの「アヴァン」は「前」、「ジュール」は「光」といった意味のフランス語で、「光の先」というような意味です。

香りはフローラル・バニリックの香調がベース。濃くて甘めの一品にしあげられております。
ヴァイオレット、マンダリン・オレンジ、ミントなどが、のびやかなシトラス・ハーバルを香り立たせるトップから、
イリス、ガイアックウッド、ジャスミン、ポメグラネイト、シダーウッドなどが、コクのあるウッディー・パウダリー・スウィートを湧き立たせるミドルへ。
ラストはバーボン・バニラ、ベンゾイン、オリバナム、アンバーなどが、オリエンタルなバニリック・バルサム・スウィートを香らせて、エキゾチックなセンシュアリティーをアピールしてくれそうです。

調香は、「ザージョフ(セルヨッフ)」や「ケミ・ブレンディング・マジック」など、こういったニッチ系の香水を数多く手がけているクリス・モーリスです。
典型的なパウダリー・バニラ・スウィートがメインで、バルサムがオリエンタル色を出している印象です。秋冬のシーズンにマッチすると思います。このタイプの香水の典型的な香りなので、一本あると便利かもしれません。オー・ド・パルファン(EDP)ということもあって、濃いところも好ポイントです。

ボトルやボックスは、価格に見合ったようなクリエイション。ラインストーンのアレンジにそこそこ手作り感が表れていて、味があります。


●直射日光のあたるお肌に香水をつけますと、まれにかぶれたりシミになる場合がございます。
●可燃性製品は火気には十分ご注意ください。
●傷やはれもの・湿疹など、異常のある部位にはお使いにならないでください。
●フレグランス商品は、シルク・薄い布地や白または淡い色の衣服には、シミになることがありますので、直接おつけにならないでください。
●目に入ったときは、直ちに洗い流してください。


●香料成分の特性上、時間の経過や季節によって澱(オリ)が見られる場合があります。●乳幼児の手の届かないところに保管してください。
●極端に高温または低温の場所、直射日光の当たる場所には保管しないでください。
●使用後は必ずキャップをしっかりと閉めてください。



香水・フレグランス:フルボトル:レディース・女性用
商品番号：FR8002683001345

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