都筑道夫：著

双葉ノベルス［双葉社］
連作長編ミステリー
『深夜倶楽部―あやかしの世界』
昭和61年12月10日初版発行
　週末毎に集い、怪奇譚を披露しあう「深夜倶楽部」の面々。今夜は老俳優の番だ―。夫と死別して病臥する妹を、亡夫に変装して見舞ってほしい、と学友から依頼された私は、大役を果たした翌朝、彼の娘から、女は二度目の若い妻だと知らされた。不倫相手の病死で、精神に異常をきたしたとも。そして庭に咲く彼岸花の一叢に立つ女を認めた時、学友は私に杖を振りかざした(死びと花)。七つの恐怖を収録。

ジョイ・ノベルス［実業之日本社］
『闇を食う男』
昭和60年8月1日初版発行
　あの女を殺した晩、東京は暴風雨に襲われていた…。ロスのホテルで強盗を正当防衛で殺したため、おれは南米の邪神の呪いをうけ、まともな人生を捨てるはめになった。「500人の人間を殺すまでは死ねない」というその呪縛は、ただの会社員を殺戮の神の化身と変え、冷徹な殺し屋に仕立てた。そんなおれが、50万円で請け負った今度の生贄、それは殺るにはおしい女…。千変万化のエンターティメント都筑道夫を異色ホラーバイオレンス!

経年等による細かなキズ・汚れ(ヤケ・シミ)・ヨレがございます。
読書には支障はないと思います。

神経質な方の購入はご遠慮下さい。
ご理解の上、購入よろしくお願いします。