タミヤ製の1/48のキットを組立、塗装致しました。塗装は主にエアーブラシによる吹付塗装です、塗装色は機体上面が三菱系海軍暗緑色、機体下面が三菱系海軍明灰白色、カウリングは海軍カウリング色、機体内部は三菱系機体内部色、主脚格納部は青竹色、プロペラは前面がシルバー、裏面がつや消しブラック、タイヤはタイヤブラックです。主翼前縁の黄橙色味方識別帯は吹付塗装です。キャノピー中央の可動部は接着していませんのでキャノピー開、閉を選択してディスプレー出来ます。

あくまでも素人が趣味のなかで製作したものです。仕上がり具合は画像にてご確認ください。

尚、非常にデリケートな商品です。発送に際しては細心の注意を払って梱包、出荷致しますが、輸送途中で部品が脱落したり、折れたりすることもあるかも知れません。できれば接着等の簡単な補修がある程度可能な方の入札をお願いいたします。

[零式艦上戦闘機３２型について]
零式艦上戦闘機の最初の量産型は21型で開戦緒戦で活躍した型式で、1号艦戦と呼ばれ、その性能を向上した2号艦戦が32型です。発動機を栄12型から2速過給機付きの性能向上をした栄21型に換装し、翼端を切り矩形に成形してあるのが特徴です。その結果、最高速度も、運動性能も向上しました。しかし、折りしもガダルカナル 航空戦が始まり、ラバウルから長距離を飛行して空中戦をしなければならなくなったが、32型は前の21型とべて航続距離が85％程度短いので、この作戦で問題になった。そこで胴体内の燃料タ ンクの増量を図り、それによる重量増加に対応するため、32型で短くした翼幅は前の21型の翼幅に戻し、型式は22型とした。それで32型は生産時期が短く、三菱でのみ生産され生産機数は343機にとどまった。ただ運動性能は零戦全型式の中で32型が運動性能は最も優れていたと言われます。台南航空隊は台湾、フィリピンで活動していた航空隊でした。32型は他の型式と異なり主翼端が矩形になっているので、なんか格好よく見えますね。