"チャールズ・イームズ"と"エーロ・サーリネン"
ミッド・センチュリーを代表する二人のデザイナーが試行錯誤を重ねた末に生み出された名作"オーガニックチェア"

二人はニューヨーク近代美術館（MoMA）が主催したオーガニックデザインコンペに
この椅子を共同で出品し、同コンペで見事一位を獲得しました。
その頃、イームズとサーリネンは自由な曲線や曲面を低コストで量産できる成形合板に注目しており、
"オーガニックチェア"は大量生産可能な新時代のデザインを見据えた革新的な作品でした。
背もたれと座面が同一のシェルにより一体成型されているという斬新なデザインは、
後にイームズがデザインする"シェルチェア"の原点とも呼ばれています。

"パッチワーク"はシート部分が様々なテキスタイルを組合せて作られた特製仕様になっており、
華やかでアーティスティックな印象となっております。
ミッドセンチュリーだけでなく北欧テイストのインテリアにも馴染む美しいフォルムは、
身体に優しくフィットし、長時間座っていても疲れにくく、
クッションの入ったシートは柔らかな座り心地ですので、読書用のチェア等にも最適です。