1850年代(19世紀前半)に作られたオランダ製14金香水瓶です。
1850年代となると江戸末期くらいの時代の代物となり、オランダから直接買い付けられたことは店主にとっても奇跡です。
円高時のコロナ前に仕入れ、傷まないよう静かな場所に保管していたお品物を出品させて頂きます。

14金ゴールドというのは基本的にイギリスのアンティークジュエリーでは存在せず、フランスのアンティークジュエリーでも非常に珍しい品となりす。
したがってヨーロッパ調のアンティークジュエリーで14金ゴールドのものを見つけたときに、一つの候補として考えられる国がオランダです。

特徴:
花をあしらわれたキャップと底にはオランダにて14金を公的に証明するオークのホールマーク刻印が打たれています。(画像をご確認ください)
トップは14金、足の部分は純銀に14金メッキが施されております。

ケースも香水瓶も無臭でカビの匂いはなく、ケースも付属しており腐食のダメージも少ないです。
蝶番やケースのヒンジも問題なく使用できます。

瓶は立体的に彫られております。
ガラス栓に香水液を浸し、肌に擦り付けるように使用していたようです

170年以上経ったケースは表面にダメージや歪みがありますが開閉に問題ありません。
ケースに入れられますし、
入れたままの開閉も可能です。
ただ状態がよいものですが、ケースの蓋の内側の紐の部分が外れてます。
170年経過したものであるため、ガラスの内部にくすみがあります。
洗浄やメンテナンスを行い汚れを取り除きましたが腐食部分は残ります。

※瓶の大きさ
【全長】
およそ10.8cm
【幅】
膨らんだガラス部分:およそ3.5cm
ヘッド部分:およそ1.7cm
底:およそ2.1cm

＊ケースの大きさ
【全長】
およそ12cm
【幅】
膨らん部分:およそ4.5cm
ヘッド部分:およそ2.8cm
底:およそ3.3cm

＊本当に丁重に扱う必要のある歴史的な品物です。
正確性のあるノギスを使用すると挟み込んだ圧力で品物に傷がつく危険もあるため木製定規で目視にて計測しております。計測に若干の狂いがあらことをお許しください。
＊素手で扱うと手の水分油分が付着するため手袋を着用し、開封、確認、撮影、計測を行なっております。

「やや傷や汚れあり」表記になりますが200年経つ古いアンティークですので古びているため購入前に必ず画像の確認をお願いします。

画像が10枚までしか登録できないため最後に2枚のコラージュ画像を掲載しました。
ご不明点があればご購入前に必ずお問合せください。

古物・アンティークの希少な一品となり香水瓶の中でもケースが残る完全な物は世界的・歴史的に見て大変珍しいお品物となります。

丁重に梱包してお送りします。

歴史ある一品　19世紀　1850年代　江戸末期　オランダ 14金 ケース付き 香水瓶 パフューム 古物 ダッチアンティーク　アンティーク ヴィンテージ コレクション　ヨーロッパ　骨董品