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希少図録本仏舎利容器舎利厨子水晶五輪塔宝篋印塔写真解説127舎利厨子経荘厳金銅火焔宝珠形舎利容器密教美術火焔宝珠嵌装舎利厨子金銅宝塔

希少図録本仏舎利容器舎利厨子水晶五輪塔宝篋印塔写真解説127舎利厨子経荘厳金銅火焔宝珠形舎利容器密教美術火焔宝珠嵌装舎利厨子金銅宝塔[浏览Yahoo!拍卖页面]

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希少図録本 仏舎利と経の荘厳 写真解説

監修 文化庁・東京国立博物館・京都国立博物館・奈良国立博物館
執筆・編集 河田貞(奈良国立博物館学芸課長)
至文堂
1989年
96ページ
約23x18.5x0.6cm
巻頭カラー口絵写真16ページ27図 本文モノクロ

※絶版

一冊まるごと、仏舎利と経の荘厳に特化してテーマを絞り、多種多様の作品を網羅して紹介。
同シリーズの「舎利と宝珠」と対を成して関連する書。

 仏教における荘厳の原点、仏舎利の荘厳、仏舎利信仰、その用途や制作法、素材、仕組み、形式の変遷、時代別の様式の展開など、あらゆる情報を整理分類し、詳細に写真解説論考したもので、一般美術書でありながらも専門的な研究にまで踏み込んだ内容。

掲載図版金亀舎利塔」「鉄宝塔納置五瓶舎利容器」「金銅火焔宝珠形舎利容器」水晶五輪塔」「春日宮曼茶羅彩絵舎利殿」「宝篋印塔嵌装舎利厨子」「獅子座火焔宝珠形舎利容器」など、約120点を収録。

<対談 弘法大師請来の舎利と舎利会>
 釋龍雄(元東寺宝物館館長)/河田貞(奈良国立博物館)
 東寺舎利が増えた理由、舎利の分粒、信仰による舎利奉納、舎利の安置方法について、元東寺宝物館館長、釋龍雄氏が答えていく内容。
東寺舎利、甲乙壺、舎利会、弘法大師請来の金舎利、後七日御修法における仏舎利の役割とその扱い、真言院、舎利塔、信仰により実際に仏舎利が増えたり減ったりするエピソード、「勅封」を解いて舎利を最後に数えたのは昭和9年であること、円行、霊仙、宗叡などによりもたらされた仏舎利などについて。

小ぶりな本で、モノクロ図版とテキスト解説文が中心でありながら、図版数は多く二段組テキスト。
日本の仏教工芸史研究の第一人者による解説論考は、
わかりやすくも非常に専門的な内容にまで踏み込んでおり、内容充実、
一般美術書の枠を超えた情報満載の研究書となるもの。

仏舎利・舎利容器、経の荘厳だけに特化した本は類書もほとんど無く、珍しい作品や図像を数多く掲載解説した本書は、
日本の密教美術・仏教美術・仏像・仏画・仏像彫刻・仏教工芸作品制作・古美術鑑賞に欠かせない知識満載の
大変貴重な絶版図録解説資料本です。


【目次】
はじめに 仏舎利・経の荘厳とは
インド・中国・朝鮮半島の舎利荘厳
 インド
  仏舎利と仏塔起立/アショーカ王の八万四千塔起立とその舎利容器
 中国
  六朝時代/隋時代/唐時代
 朝鮮半島
わが国の仏舎利荘厳
 わが国の舎利信仰のはじまり
 塔心礎奉籠舎利容器
  法興寺塔埋納の遺品/玉虫厨子舎利供養図の銅鏡
 白鳳時代の舎利荘厳
 奈良時代の舎利荘厳
  請来舎利の増大/仏舎利の金堂請座/小塔の出現
 平安時代の舎利荘厳
  舎利塔の盛行とその種類/水晶五輪塔の誕生 別表・平安時代の舎利塔事例(材質形状・造立年及び文献成立年・蔵置舎利容器の材質形状など・遺品の存否)
 鎌倉・室町時代の舎利荘厳
  戒律復興と仏舎利信仰/中世の舎利塔/中世の舎利容器/舎利殿・舎利厨子の展開/その他の舎利荘厳/春日舎利信仰の遺品
経の荘厳
 経の直接的荘厳
  軸端(軸首)/紐・帯/発装金具・題簽など/平家納経の荘厳
 間接的荘厳
図版目録
対談 弘法大師請来の舎利と舎利会
 釋龍雄(元東寺宝物館館長)/河田貞(奈良国立博物館)
  東寺舎利が増えた理由/舎利の分粒/信仰による舎利奉納/舎利の安置方法/

【図版解説 より一部紹介】
ドルナ像(七世紀 縦40㎝ 横26.5㎝ 東京国立博物館)二十世紀初頭に大谷探検隊が西域のキジール千仏洞マヤ洞から請来した漆喰壁画の一部。荼毘に付されたあとの釈迦の遺骨、すなわち仏舎利は、ドルナ(香性婆羅門)の仲裁により、仏舎利を求めて争った八国(八部族)に均等に分配され、それぞれの国に仏塔が起立されることとなるが、この壁画は調停者ドルナが仏舎利を盛った容器を持し、まさに分配せんとする場面。当初はこのまわりに舎利容器を捧げて分配を待つ八国の人物や軍勢が配されていた。

ピプラファー塔出土石製舎利容器(前五~前三世紀頃 インド・ニューデリー国立博物館)
イギリス人ウィリアム・ペッペが一八九八年に発掘した北部インドのピプラファー大ストゥーパ址からは、魚形鈕水晶舎利容器を含め五合の舎利容器が出土したが、一九七二年の発掘の過程でさらに二合の滑石製塔銃形舎利容器が発見された。これはそのうちの一合。ピプラファー古塔は舎利八分のときに造立された八塔の一つに該当するという説もある。

金銅宝塔(金亀舎利塔 平安時代 唐招提寺)平安時代における舎利塔、特に宝塔形容器の流行は、一方でその変化形式と考えられる容器を生み出した。これは唐僧鑑真が来日のときに請来した仏舎利三千粒を奉安するためにしつらえられた舎利塔。亀の背上に宝塔を安んじる独特の形姿については、これを鑑真和上渡来の時、海中に沈んだ舎利を救い上げた霊亀の奇瑞に因むものとする説もあるが、本来は実運僧都が著した「瑜紙経秘決」の説く瑜祇塔の形式に基づくものと考えられる。唐草文を透した軸部内には、鑑真請来時の容器である唐製の白瑠璃舎利壺を籠める。

金銅宝塔(壇塔 鎌倉時代〔文永7年=1270銘〕西大寺)
文永7年6月、西大寺中興の祖として仰がれる興正菩薩叡尊が自ら願主となって建立した金銅宝塔。内部安置の舎利容器は精美な細工になる宝蓋を備えた蓮台火焔宝珠形容器で、この種の容器としては製作年の知れる最古の遺品。外容器となる金銅宝塔は前代以来の伝統形式を踏むが、火焔宝珠形容器は舎利荘厳にも精通していた叡尊の新鮮な造型感覚を物語るものであろう。宝珠内には叡尊感得の唐招提寺舎利など3粒の仏舎利を納める。

鉄宝塔納置五瓶舎利容器(鎌倉時代〔弘安6年=1283銘〕 西大寺)
文永7年造立の壇塔につづき、この鉄宝塔も叡尊の作善の一つ。宝塔の基本的な形姿は壇塔に通じるものであるが、基壇の高欄や四階を省くなど簡潔・端正な造形が特徴的である。内部安置の舎利容器は大小五瓶よりなり、未開敷蓮華を挿す華瓶形。肩部で上下二区に分かれ、金銅火焔宝珠形容器を納置する。しかしこの場合は、蓮肉部を中空にして水晶製の窓を嵌め、その内部に舎利を蔵しており、これも叡尊の着想になる火焔宝珠形と蓮華形容器の折衷形式といえる。

金銅火焔宝珠形舎利容器(鎌倉時代〔正応2年=1290銘〕海龍王寺)
精巧・善美をつくした蓮華座上に水晶製の宝珠形舎利壺を安んじ、これを金銅の四方火焔で囲む典型的な蓮台火焔宝珠形舎利容器。とりわけ獅子座部分に金剛杵をめぐらして支柱とするところは、文殊信仰を包括したものと考えられる獅子座舎利容器にも通じる発想があり、南都における複雑な舎利信仰のさまを示している。火焔宝珠形舎利容器としては紀年銘最古の遺品。

金銅密観宝珠形舎利容器(鎌倉時代 東京国立博物館)
金剛杵上に蓮台火焔宝珠を配するこの形式の舎利容器は、密教におけける『観法無量寿如来作法次第』によるものとして、俗に密観宝珠舎利容器と称せられるが、これは卓抜な金工技法に加え、大きさといい豪華さといい、類品中白眉の名品である。宝珠は金属製のため「内部の状態は明らかでないが、その蓮華座は蓮肉の部分を蓋とする容器状にしつらえられており、内部には当然仏舎利が籠められていたと考えられる。蓮華形容器の遺品としても注目される。

金銅有頸五輪塔(鎌倉時代 光明坊)
五輪塔形の水輪部を塔身にみたて、これを有頸壺形あるいは円筒形に象ったもの。宝塔形式との大きな違いは相輪部を五輪塔の風・空輪形とするところであり、宝塔と五輪塔の折衷様式とみなすことができる。屋蓋部のゆるやかな勾配、温和な曲面を呈する塔身部の形姿など、藤原時代宝塔の気風を示すが、塔身内に蔵した円筒形舎利容器の機智に富む造形や精妙な金工技法は鎌倉時代特有のものである。小品ながら技法秀抜な佳品。

水晶五輪塔(鎌倉時代 実蔵坊)
地輪上に水・火輪を納差しで積み重ね、さらに火輪重層部の八角傘形・風・空輪を一連彫成にして火輪頂上にやはり柄差しで接合成形した水晶五輪塔。火輪部がこのように子持ち重層を呈する例は他に伝存せず、それがまた優美性を高めている。地輪下半にめぐらした覆輪状の金銅請座は蓮華唐草文透彫。基部には複弁の反花座を設ける。緻密・精妙な彫金手法は鎌倉時代金工の典型を示しており、水晶五輪塔と同時代の作とみて大過ない。

金銅透彫舎利塔(鎌倉時代 西大寺)
傘・軸部・二重框座のすべてを六弁花形に形づくる宮殿形の舎利容器。六弁花形に象った傘の花弁下には蕨手を装着してこれに垂飾つきの風鐸を吊下し、また頂上には二重蓮華座の火?宝珠形舎利容器を安んじるなど、ちょうど六角円堂形の仏殿になぞらえている。軸部内には蓮華形舎利容器を蔵した塔鉤形舎利合子を安置するが、そこには大日如来の小坐像を配している。おそらく釈迦(舎利)と大日を併せて顕教と密教の一体化を表現しているのであろう。

蒔絵舎利殿(南北朝時代 高山寺)
三方観音扉の木造宝形造舎利殿。頂上には火焔宝珠を据え基台には四脚をつける。外面は総体梨子地とし蒔絵で輪宝と羯磨文を飾り、扉裏には四天王、奥壁には釈迦三尊を描くなど舎利殿にふさわしい荘厳をほどこす。内部には輪宝・羯磨文蒔絵の円筒形容器に火焔宝珠形舎利容器を籠めて奉安するが、舎利は高山寺の明恵上人が笠置寺の貞慶から賜ったものと伝えており、豪華な荘厳手法や厳重な保護処置も信仰の深さを示すものであろう。

春日宮曼茶羅彩絵舎利殿(室町時代 文明11年=1479銘 東京国立博物館)
鎌倉時代の初頭に南都(奈良)を風靡した戒律復興気運、とりわけ釈迦の正法の時代に戻ろうという釈迦信仰の隆盛は、舎利信仰の形で春日信仰の中にもとり入れられた。それは春日一宮(鹿島明神)の本地が釈迦であったことに起因する。奈良・佐保山の岩間寺常住のものとして造立されたこの舎利殿もその所産にほかならない。内部には春日明神にゆかりの仏舎利が舎利容器に腹められて安置され、奥壁の春日宮曼荼羅とともに、渾然一体化した神仏習合の世界を作り出していたのである。

宝篋印塔嵌装舎利厨子(鎌倉時代)
鎌倉時代の熱烈な舎利信仰は、必然的に舎利殿の造立を促し、需要の増大に見合った製作に容易でしかも携帯に便利な舎利厨子を流行させることになる。この舎利厨子はその先例となる事例。軸部を二枚の板壁で三区に仕切り、前面の板壁には金銅板製の宝襲印塔形を装着して塔身に円相形水晶板窓の仏舎利納入装置を設け、他面には中台八葉曼荼羅と如来像を切金を混えた華麗な彩色で描きあらわしている。二枚の板壁で仕切られた中区には嘉禄二年(一三六)の奥書を記す綴葉本法華経一部八冊が納められていた。

密観宝珠嵌装舎利厨子(鎌倉時代 般若寺)
嵌装舎利厨子は奥行きの浅い扁平な宮殿形の内壁に金銅板製の打出し舎利塔形や舎利容器形を嵌装、その中心部に水晶板の窓を装着した舎利納入装置を設けるのが通例である。それは舎利塔・舎利容器を奉安した舎利殿のさまを象っているからである。半肉ながら迫真的な立体感を示すこの密観宝珠形は、類品中でも技法秀抜な佳品。般若寺の記録によれば、建長五年(一三季)造立の十三重石塔は慶長元年の地震の際、十三重目から舎利殿一基を発見しており、鎌倉時代の特色を示す精巧な彫金技法からも、この厨子がそれに該当すると考えられる。

獅子座火焔宝珠形舎利容器(鎌倉時代)
一木彫成の獅子の背上に蓮華座を設け、その蓮肉部に金銅火焔宝珠形舎利容器を安んじたもの。宝珠は水晶で上部から舎利孔を穿つ。獅子座は明らかに文珠菩薩を象徴する造形であり、背景には西大寺の叡尊などによって鼓吹された舎利信仰と文殊信仰の一体化を表現しようとする意図がうかがわれる。木彫部分は極彩色に切金・切箔を混え、類例中もっとも華麗な遺品である。


【はじめに 仏舎利・経の荘厳とは 】より一部紹介
 仏教における「荘厳」とは、法華経序品に「悉見彼佛國界荘厳」と説き、また仏浄土を「荘飾厳淨」「清浄荘厳」などの言葉でいいあらわし鑽仰してきたように、美しく厳に装飾することであり、それは清浄無垢でしかも華麗極まりない仏浄土の姿に由来するといえるであろう。
金色に輝く仏・菩薩像を造立し、種々の装身具で飾り、須弥壇や運華座上に奉座して光背や天蓋を配し、さらにはこれらを安置するために建立した仏殿を、べや華鬘や環珞の類で荘厳することは、人々の希求して止まなかった仏浄土を、現世に表現しようとした熱烈な信仰の所産にほかならないが、ここで装飾のために作りだされた品々が荘厳具であり、浄土を彷彿させるにふさわしいさまざまな工芸品が、技法を駆使して美麗にしつらえられた。
 しかしこのような荘厳具は、仏像や仏殿の装飾のみにとどまるわけではない。
 仏教の教主釈尊(釈迦)の遺骨、すなわち仏舎利は、仏像の起源以前からすでに釈尊そのものとして信仰され、それを奉籠・保護する容器は、信仰の根本となる釈迦の骨蔵器としての性格上、当時の工芸技法の粋をつくし、精緻なわざと趣向をこらした荘厳がほどこされた。しかも仏舎利を奉安する仏塔のまわりには塔門が設けられ欄楯がめぐらされたが、ここにも釈迦の一代の事蹟をあらわした仏伝図の浮彫をはじめ、多くの装飾文が刻まれたのである。
その意味では仏舎利の荘厳こそが仏教における荘厳の原点であると称して過言ではないであろう。
 仏舎利を奉安する仏塔の場合は、古代インドでは半球形の伏鉢形に造営するのが通制であり、一方、中国以東は主として層塔形に構築するのが一般的であって、両者の関連性は後者の屋蓋頂上にとりつけた露盤・伏鉢・九輪を含む相輪部の形式が傘蓋を頂上に配したインドの古塔の名残りを僅かにとどめているにすぎないが、仏塔の内部や塔基に奉安されている舎利容器は、いずれの場合にも二重、三重の入れ子状容器とし、まず仏舎利の直接容器となる秘奥の容器を瑠璃(ガラス)や水晶や黄金でつくり、これを銀・銅・石製の外容器で順次被覆するという厳重な保護手段を講じているのが特徴的である。しかも内には珠玉など七宝に適う品々が籠められ、容器の表面には意匠を凝らした装飾がほどこされた。
 これらにみられる荘厳手法は、仏舎利に対する敬重の念を示すものにほかならないが、荼毘に付される前の釈迦の棺が金・銀・銅・鉄でしつらえられた四重棺であったとする経典の所説とも一致していて興味深い。
仏舎利は仏塔に奉安されるのが本来の姿であり、そこに奉安される仏舎利の容器は、仏塔起立が最高潮に達したマウルヤ朝アショーカ王治世下の紀元前二・三世紀頃には基本形式が確立されたと考えられるが、以後仏教を信仰した国々は、(以下略)
ほか

【図版目録】一部紹介 寸法、制作年代、所蔵先記載
木造多宝塔 室町時代〔宝徳二年銘〕三溪園保勝会
絹本著色両部大経感得図 部分 藤田美術館
ドルナ像 七世紀 東京国立博物館
ピプラファー塔出土石製舎利容器 前五~前三世
紀頃 インド・ニューデリー国立博物館
慶山寺塔基発見舎利容器 唐時代 中国・陜西省博物館
松林寺土専塔塔納置舎利容器 統一新羅時代 舎利殿総 韓国・国立慶州博物館
崇福寺塔心礎納置舎利容器 白鳳時代 瑠璃製舎利
壺 金銅外箱 近江神宮
金銅宝塔 金亀舎利塔平安時代 唐招提寺
金銅宝塔 壇塔 鎌倉時代 西大寺
鉄宝塔納置五瓶舎利容器 鎌倉時代 西大寺
金銅火焔宝珠形舎利容器 鎌倉時代 海龍王寺
金銅密観宝珠形舎利容器 鎌倉時代 東京国立博物館
金銅有頸五輪塔 鎌倉時代 光明坊
水晶五輪塔 鎌倉時代 実蔵坊
金銅透彫舎利塔 鎌倉時代 西大寺
蒔絵舎利殿 南北朝時代 高山寺
春日宮曼荼羅彩絵舎利殿 室町時代 京国立博物館
宝篋印塔嵌装舎利厨子 鎌倉時代 
密観宝珠嵌装舎利厨子 鎌倉時代 般若寺
獅子座火焔宝珠形舎利容器 鎌倉時代
絵軸・朱漆軸・瑠璃軸 正倉院
細字法華経 法隆寺献納宝物 唐時代 奥書 東京国立博物館
塗装軸・白密陀軸 薬師寺・西大寺
各種軸
法華経軸 平安時代 太山寺
長谷寺品経法華経の荘厳 鎌倉時代 長谷寺
金銀荘雲龍文銅製経箱 平安時代 経箱高皿 厳島神社
黒漆大般若経厨子 鎌倉時代 蓋 奈良国立博物館 
金銅宝相華文透彫経簡 鎌倉時代 万徳寺
ガンダーラ・ラーニガート出土分舎利浮彫 ラホール博物館
五重塔塑造分舎利浄土 部分 法隆寺
サーンチー第塔状景
ピプラファー出土石製舎利容器 カルカッタ・インド博物館
ピプラファー出土水晶製舎利容器 カルカッタ・インド博物館
カーラワーンA1ストゥーパー出土舎利容器 カラチ国立博物館
カニシュカ大塔出土舎利容器 ペシャワール博物館
ピマーラン塔出土舎利容器 大英博物館
トウヨク千仏洞出土 国立ベルリン・インド美術館
甘粛省浬川水泉寺 大賞寺址 出土舎利容器 中国・甘粛省博物館
感恩寺西三層石塔出土舎利容器 統新-新羅時代 韓国・国立中央博物館
慶州皇福寺塔納屋舎利容器 統一新羅時代 金製箱合子 銀製箱形合子 金銅製外箱 韓国・国立慶州博物館
慶州仏国寺釈迦塔納置舎利容器 統一新時代 瑠璃製舎利瓶 銀製内容器 銀製外容器 韓国・国立慶州博物館
法興寺飛鳥寺 塔心礎納置舎利荘厳具括 飛鳥時代 飛鳥資料館 
法興寺飛鳥寺 塔心礎納置舎利容器 飛鳥時代
金網鈴形舎刊容器 建久舎利容器 飛鳥資料館
舎利供養図 玉虫蔚子須弥痩絵 法隆寺
五重塔心礎納置舎利具 模造 法隆寺
摂津三島廃寺塔納置舎利容器 白鳳時代 東京国立博物館
美濃山田寺塔心礎納置舎利容器 奈良時代 山田寺
伊勢縄生廃寺塔心礎出土舎利具 七世紀末~八世紀初
頭ガラス製内容器 石製外容器 三彩碗口
以降時代ほか略
朝日町教育委員会
大和法輪寺塔心礎納置舎利壺 法輪寺
銅板法華説相図 部分 長谷寺
金銅宝塔 東寺
金銅宝塔 法隆寺献納宝物 東京国立博物館
金銅宝塔 防府天満宮
金銅宝塔 金亀舎利塔 納置舎利容器及びレース 白瑠璃製容器 彩糸レース 唐時代 唐招提寺
木造多宝塔 十輪院
鉄宝塔 阿弥陀寺
鉄宝塔 西大寺
金銅宝塔 壇塔 納置舎利容器 西大寺
金銅宝塔及び金銅宝塔納置舎利容器 福岡市英術館
金銅宝塔 
金銅宝塔 奈良国立博物館
金銅宝塔 本法寺
金銅宝塔 金亀舎利塔 東大寺
金銅三角五輪塔 胡宮神社
金銅三角五輪塔 浄土寺
水晶宝塔 
水晶八角五輪塔
水晶八角五輪塔 沼津浅間神社出土 東京国立博物館
銀製六角五輪塔 水輪水晶 金銅外容器 四天王寺
蓮台水晶五輪塔 蓮台 覚園寺
山城 宇治 浮島十三重石塔納置舎利具 放生院
大和般若寺十三重石塔納置舎利具  般若寺
京都馬町十三重石塔納置舎利具
大和於美阿志神社十三重塔納置舎利具 於美阿志神社
金銅装宝篋印塔 称名寺
銅宝篋印塔 奈良国立博物館
銅宝篋印塔
金銅装宝篋印塔 部分 称名寺
黒漆塗宝篋印塔 室生寺
金銅透彫舎利塔納入舎利容器 西大寺
金銅三角五輪塔納入舎利容器 東大寺
金銅蓮華形舎利容器 唐招提寺
金銅火焔宝珠形舎利容器 仁和寺
金銅火焔宝珠形舎利容器 日供舎利塔 唐招提寺
金銅火焔宝珠形舎利容器 室町時代 西大寺
金銅火焔宝珠形舎利容器 東京国立博物館
金銅火焔宝珠形舎利容器
金銅密観宝珠形舎利容器 室町時代 西大寺
金銅能作生塔 長福寺
金銅火焔五宝珠舎利容器
金銅春日神鹿火焔五宝珠舎利容器 
獅子座火焔宝珠形舎利容器 室町時代 金剛寺
金銅春日神鹿舎利殿 奈良国立博物館
黒漆舎利殿 日供舎利塔納置状況 唐招提寺
黒漆舎利殿 金亀舎利塔納置状況 店招提寺
黒漆塗八角舎利殿 藤田美術館
黒漆塗舎利殿 藤田美術館
累漆塗六角舎利殿 
漆藍蒔絵舎利殿 部分 高山寺
黒漆塗舎利殿
黒漆塗舎利殿
宝篋印塔嵌装舎利厨子 薬王寺
宝塔嵌装舎利厨子 耕三寺
五輪塔嵌装舎利厨子 西大寺
火焔宝珠嵌装舎利厨子 
火焔宝珠嵌装舎利厨子 福成就寺
火焔宝珠嵌装舎利厨子 興福寺
火焔宝珠嵌装舎利厨子 奈良国立博物館
火焔宝珠嵌装舎利厨子 東大寺
密観宝珠嵌装舎利厨子 東寺観智院旧蔵
山王本地仏曼荼羅舎利厨子 聖衆来迎寺
首掛駄都極子曼荼羅厨子  奈良国立博物館
春日鹿曼荼羅彩絵火焔宝珠嵌装舎利厨子 興福寺
春日宮曼荼羅彩絵火焔宝珠嵌装舎利厨子
四方殿舎利殿 能満院
紫檀木画軸 京都国立博物館
白檀螺鈿軸 西大寺
平家納経 三十三巻のうち 軸頂装飾各種 厳島神社
平家納経 各軸首側面 提婆品安楽行品阿弥陀経 厳島神社
平家納経 提婆品の瑠璃製題簽と巴文透彫緑金具 厳島神社
竹帙 正倉院
紺紙金字一切経 神護寺経・経帙 奈良国立博物館
黒漆大般若経厨子 東大寺
奈良原山経塚出土金銅宝塔 法華経納置 奈良原神社
金峯山経塚出土金銅経箱 鷺脚台付 金峯山寺
宝相華蒔絵経箱 延暦寺
仏功徳蒔絵経箱 藤田美術館
倶利迦羅龍蒔絵経箱 当麻寺奥院
裏表紙 紫檀螺鈿軸 本隆寺

【河田貞】
東北大学大学院文学研究科美術史学修士課程修了ののち、東北大学文学部助手、サントリー美術館学芸員を経て、67年(昭和42)7月1日付で奈良国立博物館に着任、73年4月工芸室長となる。87年4月に学芸課長に昇任。1990(平成2)年3月に奈良国立博物館を辞すまで同館の工芸担当者として正倉院展ほかの重責を担うとともに、同館を研究活動の拠点とした。奈良国立博物館名誉会員。91年より92年まで帝塚山大学教養学部教授を務めた。
  

★状態★
1989年のとても古い本です。
外観は通常保管によるスレくすみ、開きじわ程度、目立った書込み・線引無し、
問題なくお読みいただけると思います。(見落としはご容赦ください)


<絶版・入手困難本>オークションにも滅多に出ない、貴重な一冊です。
古本・中古品にご理解のある方、この機会にぜひ宜しくお願いいたします。


★お取引について★
■商品が到着しましたら、必ず「受取連絡」のお手続きをお願い申し上げます。
■中古品です。それなりの使用感がございます。
モニタのバックライトの作用により、写真画像は実際よりきれいに見えがちです。
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ご入札くださいますようお願い申し上げます。

★商品の状態について★
Yahoo!オークションが定める基準をもとに、出品者の主観により判断しています。
以下は公式ページより選択の目安より転載します。

新品、未使用…未開封の新品、または購入から時間がたっていない一度も使用していない商品
未使用に近い…中古ではあるが数回しか使用しておらず、傷や汚れがない
目立った傷や汚れなし…中古品。よく見ないとわからないレベルの傷や汚れがある
やや傷や汚れあり…中古とわかるレベルの傷や汚れがある
傷や汚れあり…中古品。ひとめでわかるレベルの大きな傷や汚れがある
全体的に状態が悪い…中古品。大きな傷や汚れや、使用に支障が出るレベルで不具合がある。ジャンク品など。


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