ほぼDIP8サイズ(D=12.0mm×W=11.0mm×t=1.0mm)で作った変換基板で前リビジョンから僅かに外形サイズが大きくなっています。Rev2では基板箔厚を2倍にして、更にサーマルパッドにビアを追加しました。ベタにも執拗に病的な数のビアを打ってあります。DIP8サイズはRev1では下素子に引き回される+V配線がかなり細かったため大幅に修正しました。聴感上やオシロの波形を見る限り有意差は出ていませんが理屈としては改善しているはずです。

 基板外形が干渉する場合は上下左右0.3mmずつ（シルクの枠まで）削る事が出来ますので断面に銅箔が出ない範囲で加工して下さい。銅箔が出てしまったらソルダレジスト補修液などで絶縁補修しておくと良いかと思います。

 MUSES05をデュアル化する基板は放熱タブを表裏のランドにビアで接続し、裏面に露出させて排熱を重視した設計になっています。

 小さい基板で出来うる放熱には限界がありますので、耐圧いっぱいの電源電圧を使って更に重い負荷で大電流を取るような使い方をされる場合は横幅２倍サイズの放熱特化基板のほうが良いかと思います。どうしてもこのサイズでしか使えない場合の妥協基板とお考え下さい。足ピンを長いものにして裏面の放熱タブを絶縁してから（タブ同士のショート厳禁）銅板の貼り付けやICパッケージ上面にヒートシンク貼り付けなど放熱対策を追加してみてください。
 誤った接続や過電圧・静電気などで壊れてしまう精密部品であり、使用する回路構成や周辺機器との相性で正常に動作しない事がありますのでその性質上、返品・交換などは一切お受け致しません。ノークレーム・ノーリターンでお願いします。値引きや早期終了などの交渉はお断りします。

オークション終了の翌営業日には振り込み手続きを完了出来る方のみ入札をお願いします。

※秋月電子のMUSES05在庫がなくなり再入荷の目処が無くなるようであれば本品の出品は終了とする予定です。必要な方はお早めに。